「澤屋まつもと」で一世を風靡た松本日出彦杜氏が、やんごとなき理由から同蔵を去り、様々な苦難を乗り越えて京都・伏見の地に日々醸造(ニチニチジョウゾウ)を創業しました。
完全手造り。瓶詰めからラベル貼りにいたるまで全て手作業の非常にコンパクトな蔵であるからこそ実現した素晴らしい酒。「松本日出彦の酒がまた楽しめる!」と多くのファンが歓喜の声をあげました。
この酒は兵庫県の旧東條町と旧米田村の契約栽培の山田錦のみのが用いられています。精米歩合や酵母、その他スペックは全て非公開ですが、『ダイニングでボトル1本飲める日本酒』を目指すという明確なコンセプトがあります。
外観は透明感のある輝かしいクリスタル。ディスクは中程度からやや強めです。粘性は比較的サラリとしています。
立香は穏やかで食中を意識したものになっていますが、ほのかに蜜入りリンゴ、白いブドウ、洋ナシのようなフルーツ香。白い花の香りも感じられます。含み香は淡いグレープや洋ナシの瑞々しい香りがほのかに香ります。
口当たりは微炭酸によるピチピチしたガス感があります。非常に軽やかでサラリと舌を滑る印象。軽快でスムースです。風味がフレッシュで爽やかな口当たりです。
味わいはバランス良く、軽やかな甘味とスッキリとした爽やかな旨味が口中で開いた後、白ブドウのような風味が顔をのぞかせます。アフターに展開する酸味もリズミカルでスリムな印象。ボリューム感を感じさせながらも全体を羽毛のように軽やかにまとめ上げています。余韻の長さは短め。酒がスパッと切れ、盃がスイスイとすすみます。
こういう繊細な味わいにはやはり繊細な料理がベストマッチで、白身魚の刺身や湯豆腐を食べるときにはぜひ合わせてみてください。
飲み頃温度は10〜12度、もしくは16〜18度。アルコール13%による程よいコクと軽い口当たり、サッパリとしたキレが楽しめる、トータルバランスに優れた素晴らしい酒です。
※在庫僅少につき、お一人様1本限りでお願いします
日本酒度 | 非公開 | 酸 度 | 非公開 |
原料米 | 東条産山田錦 | 精米歩合 | 非公開 |
酵 母 | 非公開 | アルコール度 | 13度 |
タイプ | スッキリ辛口 | 保 存 | 冷暗所 |