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黒龍 さかほまれ 純米大吟醸 1.8L
黒龍が展開する新シリーズ「酒米違い純米大吟醸」の第一弾!
この酒は黒龍がリリースする酒米違いの純米大吟醸シリーズ。「さかほまれ」は第一弾です。「さかほまれ」は、山田錦と越の雫を交配してできた酒造好適米で、福井県が約十年の歳月をかけて開発しました。
倒れにくく、穂発芽性に優れており、ふくよかな味わいの酒や吟醸香の高い酒に適していると言われています。黒龍では以前より「さかほまれ」を使用した酒は何種類かリリースしており、米の特徴も十分理解したうえでのリリースとなります。
立香は程よい華やかさ。マスカットや白桃のような瑞々しいフルーツ香を主軸とし、さらにはオレンジの様な柑橘系の香りが爽やかさを演出しています。含香もそんなピチピチした果実を思わせるフルーティーな香りが楽しめます。全体的に気品を感じさせる高級フルーツを思わせる香りです。
口当たりは非常に滑らか。スッキリとした軽快感はさすが黒龍。洗練された酒造りの技術がいかされています。
味わいは上品な果実のような風味が広がり、それに続いてきめ細やかでスマートな旨味、フルーツを思わせる程よい甘味を感じます。繊細な風味で、味わいの奥行き感と立体感がバランスよく交差した安心感のある味わいとなっております。
後口は、上質な酸味で程よいキレがあり、最終的にスッキリとしたアフター。飲んだ後、清らかな余韻がゆっくりと訪れます。決して華美になりすぎず、凛とした美しさを備えた味わい。大吟醸、純米大吟醸造りはまさに黒龍の真骨頂。新しい原料と向き合い、さらに上を目指す蔵の姿勢に拍手です!
飲み頃温度は10℃~12℃。やや低めの温度が最もバランスの良い味わいとなります。合わせる料理は、新鮮な魚貝類のお刺身、釜揚げしたしらすのような繊細な和食、または白身魚のカルパッチョや帆立のバターソテーなどにもよく合います。