松瀬酒造

近江の誇り 無敵の吟醸蔵

Shiga／Since1860

この酒が無かったら、
今の「酒のさかえや」は存在しない。

そう言っても過言では無いほど、当店と「松の司」の絆は強いものがあります。平成の初め頃、ワインに狂っていた私が初めて「松の司」純米大吟醸を飲んだ時、ワインには無い果実のような魅惑的な香りと上品な甘さ、そして飲んだ後に蘇る甘美な余韻に魅せられ、ヨーロッパのワイナリー巡りが、いつしか日本の酒蔵めぐりになっていました。
ふるくから「近江の誇り、無敵の吟醸蔵」と言われ、滋賀県の酒造りを常にリードしてきました。日本はもとより、海外にも熱狂的なファンがいらっしゃいます。ここ近年ではヨーロッパやオーストラリアから日本酒の勉強のために外国人の蔵人が就業する事も増えてきました。

蔵のある竜王町は、その牧歌的で日本の原風景を思わせる自然豊かな土地。特に農業が盛んで米、野菜、果物の生産が主要です。そんな竜王町のテロワールをいかに表現するか？が「松の司」のテーマです。

そのために30年以上も前から、地元農家と共に栽培研究会を発足。以降、契約農家と二人三脚で山田錦の品質向上に努力してきました。さらに竜王町の土壌を細分化し、その土壌の違いからくる山田錦の特性を表現したシリーズを出したり、仕込み水の素直さにテーマをおいた酒など、従来の枠にとらわれない発想で酒造りをしています。

味わいは、適度な主張をしながらも、料理の味わいを膨らます事に主眼をおいたバランスのとれた風味が特徴。酒単体でも、食と合わせても、双方で楽しめる酒として有名です。その絶妙なバランス感覚は、天才石田杜氏ならではのものと言えるでしょう。

全量小仕込み。正真正銘の手造り吟醸蔵。あなたのオススメは？と聞かれて真っ先にあげる酒がこの「松の司」です。

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